【BTI】高配当の銘柄の配当再投資で大金持ちを狙う
最近、BTI (ブリティッシュアメリカンタバコ)の株を7%以上の高配当がもらえる価格で約40万円分購入しました。
下記はBTIの株価の推移です。
下記はアルトリアグループです。
下記はフィリップモリスです。
フィリップモリスやアルトリアグループと並んで高配当ですが、最近FDA の規制を懸念して最近は株価がかなり下落しております。
アルトリアなどたばこ株安い、米当局がメンソール禁止検討との観測で - Bloomberg
この直近下落しているタバコ株ですが、私の好きな
シーゲルの名著
株式投資の未来?永続する会社が本当の利益をもたらす
には、シーゲルの調査で最も長期投資においてリターンをもたらした銘柄としてフィリップモリスが紹介されております。
成熟産業の株と、IBM のようなハイテク産業の株を何十年も前に買っていたとして長期保有をしていたらどっちが儲かっていたか?ということを調査したようですが、
①高配当株の配当を再投資することにより成熟産業のほうがリターンが高い
②ハイテク産業などは投資家の期待が高く、成熟産業は期待が低かったのにたいして増益率がよかったためリターンが高い
という結果だったようです。
いままさに、タバコ株は規制などにより未来の業績を織り込んでいるともいえるかもしれませんが、ここ一年で投資家の期待はかなり落ちてるかと思います。ただ、酒がこの世からなくならないのと同じようにタバコのような中毒性のあるものも多少の規制をきたところでなくなることはないと思います。
そのため、これからも成熟はしているものの安定的な業績を残していくのは間違いないと思いますので、シーゲル流の投資方法で300万ほどタバコ株(最近は他のセクターも下落しているので分散もあり)を中心にして配当をもらって再投資するやり方も取り入れようと思います。
シーゲルの言葉を引用すると、
「長期的に低迷する業界はときに、株主に際立ったリターンをもたらす。投資家の期待がこれ以上なく低いからだ。」
投資家のタバコ株に対する期待が下がり株価が下がったところで買えれば、高配当がそのリターンを引き上げる。ただ、この米国株をやろうと思うなら誰もが読むべき名著であるシーゲル流をやるには、買い時をミスるとこれ以上にタバコ株が下落の余地がまだフィリップモリスとアルトリアグループにはあると思うので注意が必要です。普通に5%くらい下落するので、BTI 並みの配当利回りになるのを待つことにします。
こんな見方も出ていたようですが、こうなるならば今は買いどきですね。数年後先からみたらあのときは買いだったってなるんでしょうね。
米の若年層たばこ規制がチャンスに 加熱式「アイコス」低リスクで認可観測 - SankeiBiz(サンケイビズ)
- 作者: ジェレミー・シーゲル,瑞穂のりこ
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