時間軸を意識した株式投資
株式投資をしていて欲しかった銘柄をいざ買ってみると、その後の価格変動が気になってしまうことがある。
ただ、数パーセントの価格変動で買ったことを後悔したり、買うタイミングを間違えたと思って手放してしまうのはおかしい。
そもそも、その株が一日二日で爆上げすると思って買ったのだろうか?そうではなく、半年から1年、長いときは数年先に2倍にも3倍にも上がると見込んだからこそ買っているはずだ。
もしそういう中長期のスタンスで臨んでいるのであれば
今の株価は、長い歴史のなかで上下に動き変化していくなかの現在の一時的な価格でしかない。
私もそうだが、サラリーマンであればなおさらだ。使える時間は限られるため、専業と違ってデイトレードをするわけではないのだから、今の数パーセントの価格変動に一喜一憂などをするというのがおかしい。逆にいえば、今すぐに騰がる銘柄を当てる必要はなく、数か月から数年後にあがる銘柄をあてればいいのだから余裕をもって株式投資に臨めるはずだ。
ただし、騰がると思って自分が保有してる銘柄の前提が崩れたときは別だ。というのも、数年先に騰がることを見越しているので多少の価格変動は気にすることもないが、前提が崩れてしまえば数年先に騰がることもなくなってしまう。そういう銘柄に関してすぐに損切りするのが望ましい。
自分自身の資産運用がどういう時間軸を前提に投資しているかを再認識して、日々の価格変動に一喜一憂しないように気を付けたい。