セミリタイアを目指す20代サラリーマンが2億円にむけて資産運用してみた

セミリタイアを目指す20代サラリーマンが株式投資で2億円を目指して資産運用中。日本株と米国株(JDドットコム&ビリビリ動画)、トラリピがメインです。

株式投資で勝てない理由・負ける理由

株式投資で勝てない理由、負ける理由をまじめに考えてみました。
自分への戒めも含めて書いてみようと思います。

私が思う株式投資で勝てない理由・負ける理由とは?
含み益ではなく、含み損を伸ばすポートフォリオを作ってしまうため。
これに集約されると思っております。

なぜ含み損ばかりのポートフォリオにすると負けてしまうのか?

①身動きがとれなくなり、最終的に損切する
たいていの株式投資初心者だと、含み益を早く確定させて含み損を残す傾向にあります。この気持ちわからなくもないです。含み益は利益が出てるんだから、確定させようとして数%の伸びで満足して利益確定をしてしまうのです。一方で、含み損は今確定すると損するから戻るまで待とうという気持ちで持ち続けてしまうのです。そうなると、結局ひどいところまで落ちてずっとマイナスのまま持ち続けることになり、泣く泣く損切することになるのです。なんという皮肉でしょう。

②適切なレバレッジをかけることができてない
2つ目の理由としてあげられるのは、レバレッジをかけすぎることによる損失拡大です。一度信用取引をしてみるとわかるのですが、数百万あればかなりの建て玉を持つことができます。こうなると、なぜか少しの取引では満足できなくなり、大きなロットで取引をするようになってしまうことが多々あります。こうなると、自分自身が1000万の投資金額を操る器でない状態なのに、それだけの金額を操ろうとしてしまいます。こうすることで、誤ったポジションや判断をすることで致命的なダメージを受けてしまうのです。この錯覚は、資産がどの規模であれ陥りがちなミスなので要注意です。というのも、資産が300万の人でも、資産が3000万の人でも、その上の運用金額でどちらの人もそれだけの金額を動かしたことのない領域に入ることが多いためです。

じゃあ、どうすればいいねん?
っていう人のために私のルールを紹介します。

•常に美しきポートフォリオ
•現物勝負で信用ド短期
•総悲観で買い歓喜の中で売れ

基本はこの3つに集約されます。

①常に美しきポートフォリオ
これは、自分のポートフォリオをみたときに必ず含み益だけの銘柄だけになるように、含み損が出た銘柄は徹底的に損切をして、含み益のある銘柄は利益確定をせずに残しておくということです。私はこれまで多くの株式投資ブロガーをみてきましたが、当たり前ですが、含み損ばかりのポートフォリオでトータルで勝っている人をみたことがほとんどありません。そのため、10%落ちた銘柄は容赦なく損切して美しいポートフォリオを目指すことを推奨します。美しいポートフォリオを維持している=きちんとコントロールできているという証拠なのでしょう。

②現物勝負で信用ド短期
これはいうまでもなく、現物投資で自分の適切な投資の範囲から安易にでるな、ということです。300万しか取引したことのない人がいきなり1000万の投資をしてやったとしても、1000万のときに感じるプレッシャーや求められる判断能力は異なるのです。逆に、1000万ある人でも、3000万の取引をしたことがなければ、ミスしてしまう可能性もあります。数億円もっていてレバレッジを効かすことにより、多額の資金を溶かすという話をよくききますが、そういうことなのでしょう。

③総悲観で買い歓喜の中で売れ
これは買うタイミングの話ではありますが、逆張り投資家とみせかけた順張り投資家の私はこのやり方でポジションを取りに行くようにしていきます。すべては買値が勝負。いい銘柄も悪い銘柄も買値さえよければ勝てるということを前提としています。基本的には、右肩あがりの成長をしている銘柄を狙い、買うタイミングとしては市場全体が総悲観のタイミングを狙うことにしています(とはいっても総悲観はそうそうないので日経やダウが下げた日)こうすることで、数日もてばすぐに含み益からスタートしやすいため、短期でみて悲観モードになったときを狙います。

まとめ

このように3つほどマイルールを書いてきましたが、なかなか簡単にはいきません(笑)私自身もこのやり方には、まだ確実に運用できる境地に達していませんが、私の指南書ともなっているマックスギュンターの「マネーの公理」を読みながら自分にいいきかすようにしています。この本にも書かれていますが、自分のマイルールに従いながら、「常に意味のある投資をせよ」とあるように、その意味をかみしめながら引き続き投資に臨んでいきたいと思います。

マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール

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